離職してからの3年間、職業訓練や様々な職場での経験を通じて、どのように自分に合った働き方を見つけたのかについて振り返ります。50歳を過ぎた転職のリアルな体験を共有しています
3年間の歩みと変化
離職してから三年が経ちました。 その間にWEB制作の職業訓練学校に半年通い、ハローワークを利用して2年間働きました。
前の仕事を辞めてからの3年間、「石の上にも三年」という言葉を支えにして、なんとか過ごしてきました。
振り返ってみると、たくさんの経験がありました。
この3年間は正直、苦労も多かったですが、その分たくさん学ぶことがありました。どの職場も一筋縄ではいかないことが多かったですが、その中でも成長できた自分がいることを感じています。
この3年間はまさに「学びの時間」だったと言えます。
いろんな職場を経験して
この3年間で、さまざまな職場を経験してきました。 中には良い会社もありましたが、正直に言うと二度と働きたくないような会社もたくさんありました。
- 教え方が雑で、人をバカにする人がいる会社
仕事をきちんと教えないのに、失敗すると見下してくる人がいる会社もありました。そんな環境では成長するのも難しく、ただただ疲れてしまいました。 - WEB制作で採用されたのに、実際は通販商品のアップロード作業ばかりだった会社
求めていた仕事内容と全然違うことをやらされたこともありました。スキルを磨きたいと思って入ったのに、単純作業ばかりでやりがいを感じられませんでした。 - みんなの前で怒鳴る責任者がいる会社
他の社員の前で怒鳴られることが多いと、職場の雰囲気が悪くなり、仕事への意欲も無くなってしまいます。とても働きづらかったです。 - 給料明細が出ない会社
給料がどうなっているのか分からないというのは、とても不安なことです。お金の透明性がないと安心して働けません。 - ある日突然、若い人が来なくなる会社
ある日突然、若い人が辞めてしまうことがあり、そのたびに職場が混乱しました。理由が分からず、ただ不安になるだけでした。 - 怒鳴り散らす副社長がいる会社
副社長が常に怒鳴り散らしている会社では、職場全体に緊張が走り、仕事に集中することができませんでした。 - 若い人が年配者を無視する会社
年齢によって態度を変える社員がいる職場では、良い人間関係を築くのが難しかったです。特に、年配の社員が若い人に無視されているのを見るのは辛いものでした。 - リストカットした社員の面倒を他人に押し付ける会社
メンタルの問題を抱える社員のケアを他の社員に押し付けるような会社では、負担が大きくなります。これでは誰もが疲れてしまいます。 - 前任者が鬱で辞めた会社
前任者が鬱で辞めたと聞くと、この職場には何か問題があるのではないかと不安になります。同じ道を歩むのではないかと思うと、とても心が重くなりました。 - 業務報告書を書けと言われても、読んでくれない責任者がいる会社
業務報告書を細かく書けと言われたのに、結局それを読まない責任者がいると、頑張る意味がないように感じました。 - 知らないカタカナに怒る人がいる会社
専門用語を知らないことで怒られると、学ぶ機会を失ってしまいます。教えることなくただ怒るだけでは、成長のチャンスもなくなってしまいます。 - グーグルアナリティクスの結果を再度まとめさせる会社
一度作ったデータを再度作り直すように指示されることもありました。無駄な作業が多く、もっと効率的に仕事をしたいと感じていました。 - 報酬が未払いの会社(もうすぐ1年)
報酬が未払いのまま1年が経つというのは、とても不安です。もう諦めるしかないのかと思うこともありました。 - 半年で3人以上辞めた会社
半年で3人以上辞めていく職場では、働きやすい環境とは言えないのだろうと思います。高い離職率にはそれなりの理由があるものです。
こうして振り返ってみると、本当に色々な3年でした。
感謝できる会社もあれば、二度と思い出したくもない会社もあります。
苦しかった前半と見えてきた働き方
今年の前半もとても苦しいものでした。 厳しい職場が多く、心身ともに疲れたことが多かったです。
でも、そんな中でも自分に合った働き方が少しずつ見えてきました。 私にとって大切なのは、心地よく働ける環境で、自分のペースを守りながら働くことです。 厳しい経験をしたことで、自分にとって本当に大切なものは何かを考え直すきっかけになりました。
ハローワークでの再チャレンジ
また来週、ハローワークに行きます。 最初は仕事が辛いのは、自分がわがままだからだと思っていました。
でも、もう人生の半分を過ぎた今、再び仕事を探しても報酬はあまり変わらないのなら、自分が心地よく働ける場所を探し続けるのも悪くないかなと思うようになりました。
ハローワークでは、職業訓練の卒業時に専任の就職ケア担当者を決めることができ、そのおかげで、節目ごとに相談ができるのはとても助かります。
担当者と一緒に、自分に合う職場を探して、次の一歩をどう踏み出すべきか考えられるのは心強いです。
仕事を選ぶ基準
求人をしている会社には、さまざまな理由があります。
- 常に求人している会社
こういった会社は離職率が高いことが多く、注意が必要です。 - 前任者が辞めた理由が曖昧な会社
前任者が辞めた理由をはっきりと教えてくれない会社は、働き始めてからトラブルに巻き込まれることがあるので注意が必要です。 - 最低賃金で無理な指示をする会社
最低賃金で無理な仕事をさせる会社では、働いているうちに心身ともに疲れ果ててしまいます。
特に50歳を過ぎてから声がかかるわけですから、嫌な思いをしたくないので、慎重にチェックしています。