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契約更新の前日に更新なしを告げられた話

契約更新の前日に突然、更新なしを告げられました。入社して2ヶ月で5人が退職するような環境で働き、不安を抱きながらも頑張ってきましたが、その不安が現実になった瞬間でした。会社の混乱や社長の対応、私がどのように対処したかについて書いています。

突然の更新なしの告知

私が働いていた会社では、入社してから2ヶ月の間に5人が退職するという非常に離職率の高い現場でした。

不安を抱きながらも、契約書を交わすたびに事務の担当者に「もし更新がない場合は、一ヶ月前に教えてください」とお願いしていました。

しかし、前日に呼び出されて更新なしの告知を受けました。

あまりにも突然で、驚きと困惑を感じました。これまでの努力や期待が一瞬で崩れ、不安でいっぱいになりました。

WEBリニューアル計画の混乱

この半年間、WEBサイトのリニューアルに向けて進めてきたのですが、この一ヶ月で業者を変更することになり、予定が大幅に遅れていました。

さらに、主要な社員が体調を崩し、業績も悪化して、社長の怒鳴り声が社内に響くような混乱した状況でした。

会社のWEBサイトは20年前に作られた古いもので、いろんな人がいろんな書き方をしている状態でした。

さらに、スマホ対応もしていない状態でした。

社長はWEBに関心があるのかないのかよく分からない感じで、実際には関心はあってもどうしたらいいか分からない、または予算をかけたくないという姿勢が見えていました。

このような状況でリニューアルを進めるのは大変でしたが、少しでも良い方向に持っていこうと努力していました。

リニューアルのための提案書を何度も作り直し、進捗を出そうと頑張ってきましたが、業者の変更や社員の体調不良など、思わぬ問題が重なり、計画は大きく遅れました。

それでも状況を改善しようと努力していた中での更新なしの告知は、本当に残念でした。

更新なしの理由と社長の反応

今後のために更新なしの理由を尋ねたところ、返ってきた答えは「自分の都合よく動いてくれなさそう」というものでした。

さらに、「俺は面接していないからわからない!」と怒鳴られましたが、実際にはWEB担当者と3人で面接をしていて、それさえも覚えていないようでした。

部長によると、最近、社長は物忘れがひどいそうです。

また、自分に都合の良いように物事を想像し、それが真実であるかのように思い込む傾向があるとのこと。

そして、一度そうなると後に引けなくなってしまうのがいつものパターンだそうです。今回もバツが悪いため、直接自分で言わず、部長に伝えさせる形を取ったようです。

このような状況で仕事を続けるのは簡単ではありませんでしたが、それでもできる限りのことをしてきました。

社長の気まぐれに振り回されることも多かったですが、部長や他の社員のサポートがあったおかげで何とか仕事を続けてきました。

しかし、最終的に更新なしの告知を前日に受けたことには、本当に失望し、不信感を抱かずにはいられませんでした。

私が取った対応

社長の会社なので、言うことを聞くしかない状況でしたが、常識的に考えても前日に更新なしを告げるのはひどい話です。そのため、以下のように具体的な提案をしました。

  1. 1ヶ月の契約延長を行い、その間に次の仕事を探すこと。見つかり次第、退職する。
  2. 本日で終了とする場合、2週間分の保証をしてもらうこと。

これを社長に伝え、翌日の返事を待つことになりました。急に仕事がなくなるのは生活に大きな影響を与えるため、できるだけ納得できる形で進めたかったのです。

学びと前向きな決意

  1. 面接時に、若い人がいるいないをチェックする。
  2. WEBのことを理解してない社長が直々に面接する会社は、勇気を出してお断りする。
  3. 目先の収入が欲しい場合、短期間と割り切って、次を探しながら働く。